ひとつ興味深いデータがあるのでご紹介したい。
ネットレイティングス代表取締役社長兼ニールセン オンラインチーフアナリストの萩原雅之氏は、まず、同日発表されたインターネット利用動向調査「NetView」の2008年4月データに関して説明を行った。
このデータによると Web 総利用時間が増加傾向にあるのに対し、総ページビュー数は減少傾向にあり、「PV は伸びるものだという常識が通用しなくなっている」と萩原氏は述べ、PV の減少が直接響いてくる Web 広告業界では「これからは時間を加味した広告商品を出していかなければならない」と警告している。
【Webマーケティング:注目記事】「PV は伸びるものだという常識が通用しなくなっている」―ネットレイティングス萩原氏(japan.internet.com) - リサーチ/注目記事 - インターネット広告市場 - Webマーケティングガイド┃Webマーケティング情報ポータルサイト
詳しく見るといろいろと書いてありますので、興味のある方は、リンク先をご覧ください。
基本的なお話ですが、PVは減少傾向にあるということです。これは動画やAjaxの普及などによってページの変更をすることなく、新しい情報が入ってくる仕組みができているからです。
PV=アクセスが多いという単純なものではなくなってきたということです。しかく、PVはひとつの指標であるとこは確かです。一人のユーザーが何ページ見たのかと考えれば、ユーザートラッキングをする上で必ず必要な情報となります。
しかし、それ以外の指標が必要になってくることも確かです。
最近では、滞在時間というものが評価されてきています。例えば、動画を見ているのであれば、動画が終わるまで見ていたのか?途中で止めてしまったのかは大きな違いがあります。
しかし、ページの滞在時間はどこまで有効でしょうか?
あるページを開いたまま、トイレにいくことはあります。見終わったからといってすぐにページを閉じるでしょうか?
また、最近ではタブブラウザが主流になりつつあります。タブブラウザはその名のとおり、複数のページを開いたままにしますので、そこでページの滞在時間を測定しても、あまり効果があるとは思えません。
私はもうひとつ別の指標が必要なのではないかと考えています。
それは、ページスクロール率とい指数です。
通常ページを開くと、ページの先頭が表示されます。しかし、多くの部分はしたの方にあり、スクロールしなければ見ることができません。記事を読んでいくことにより、スクロールし、記事の最後で通常はページの最後になるはずです。
そう考えると、スクロールされるということは、ページが読まれていると考えられます。逆を言えば興味が無いページ(期待と違うページを開いた場合)はスクロールされることはなく、ページのトップだけで戻るボタンを押されてしまう訳です。
若干問題があるのが、スクロールの必要性がなくすべてのページを見ることができるような形式のページの場合です。例えば、フラッシュやJavaであったりとスクロールせずにページの内容が書き換わってしまうものがあります。このようなページでは、スクロール自体が意味を持たないので、この指標は効果が無いといえるかも知れません。
プログラム自体は難しいものではありませんので、時間が空いたら作ろうかと思っていますが、プログラムよりも時間を作るほうが難しいというところでしょうか。